2004年9月 6日

遠雷。深秋の気配。

仕事が轟きとともに激多忙化する予兆に満ちた週明け。

「建築文化」のバックナンバーを何冊か、送って頂いた。

これはしかし、実に建築ハードコアな雑誌であって、中身の濃さたるや、これをまとめて読んでレポートにしろなどという課題をやらされたら僕は半日くらいで吐くんじゃないかと思う。ので、普段はちょっと遠回りして行き過ぎている雑誌である。

むろん、中身が濃いことと「面白い」ことは矛盾しないのであって、あらためて手に取ってみると、8月号「特集:建築・都市 ノーテーション・スタディ」なんて、非常に面白い(いや、たぶん、毎号、ちゃんと読めば面白いはずである。きっと、手にとってすぐにむさぼり読むような読み方をせず、本棚に並べておいて、時期を見てゆっくり読むたぐいの雑誌なんである)。

「都市を記述する」方法って、ますます生態学の方法に似ているな、と思う。比喩的に、ということだけではなくて(都市生態学がどうのこうのということじゃなくて)、もしかすると、複雑な系を書き留めようとすると、その視点や手法が似てくるんじゃないだろうか。

東京キャナルのワークショップで、提案されたものからこうした視点がほとんど欠落してたのは、「ナビゲーター(僕)」のチカラ不足なんだろうなきっと。と反省してみたり。

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